花瓶01

フランス料理というと正式な晩餐会などで出される料理として敷居が高いというイメージを持っている人も多いと思います。

それもそのはず、もともと16世紀ごろにフランス王国の宮廷料理として出されていた献立が起源と言われている料理になります。

イタリアからもたらされたスタイルの料理で、外交儀礼時には正式な晩餐会である正餐として採用されることが多いのですが、

実は正餐として厳格な作法にのっとったフランス料理はオートキュイジーヌと呼びます。

もともとフランスなどのヨーロッパでも基本として食材を焼いて食べるというくらいシンプルな料理が主流だったものの、

ルネッサンスの時代にフランス王国のアンリ2世と婚姻した王妃カトリーヌ・ド・メディシスが

母国のイタリアから専属料理人と共に輿入れしたことで現在のようなフランス料理の歴史が始まったとされています。

当初はさほど厳格なしきたりがなかったものの、ブルボン王朝のころには最盛期に達しました。

1903年には現在のプロのシェフのバイブルとも言われている「料理の手引き」という本がエスコフィエという料理人によって発行されています。